愛され続けられる素材とは?
地域によって昔から伝統的に守ってきたことがあります。
例えば日本の屋根の出っ張り、軒が出てるのは、雨と強い日差し遮蔽の為に設けられた性能あるカタチです。
厳しい気象条件から生まれる理由のあるカタチが存在します。究極のデザインはそのカタチを磨き上げた時に生まれます。
材質も性能美を発揮するモノのひとつです。
例えば『漆喰』です。洋の東西を問わず、重要な建物であるお城や教会などは漆喰で守られていることが多いです。
防火や耐久性という性能を活かす事から始まり、極めて劣化変色しない特徴があります。
その特性を利用してフレスコ画の下地材となっています。
それらは、威厳や教訓の伝承として高級美術品として建物に大きな価値を付加しています。
カタチや材料の性質を知り活かすことが性能で美しい 実現するための作法です。
それに加えて現在の工業製品の特長を正確に把握するコトは、プロとして気を配りたい事です。